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一人の夜

あなたに少しでもよく見られたくて
たくさん努力してきた。
忙しくて出来てなかったこともたくさんある。
こんな僕を見て幻滅したことだってきっとあるだろう。

でも
あなたのことを想わなかったことはないよ。
いつもガマンしていたよ。
いつも僕のものにしたかったよ。
遊びに行かないでって言いたかったよ。

僕の全部を否定しないで。
あなただけの僕はちゃんとここにいるんだ。

消えた電気
止まった観覧車

一人の夜でも
僕を覚えていて。

全身全霊

わかってるよ
自分の後ろに伸びる影を
あなたの光のせいにしてる

一緒にいたいと願ってるのに
いつからか
あなたの香りを見つけられないんだ。

僕でいいの?
あなたは僕がいいの?

抱きしめられてやっと
大切なものに気づいてしまう
ダメな僕でいいの?

濁水

小さい頃の記憶は
悲しい事や辛い事でうまっていく。
本当は楽しい事、うれしかった事もたくさんあったはずなのに
目を閉じるのが怖くなるほど後ろから影が追いかけてくる。

だから今の僕はこんなに濁ってるんだろう。
幸せに目を向ける事ができないから
いつまでたっても晴れぬこの場所を動く事ができない。

自分が一番頑張ってるなんて
汚い自分に
吐き気が止まらない。

選択肢

どちらかの選択を迫られた。
僕はたくさん迷ったのに
あなたを選べなかった。

応援すると言って
選べなかった。

あなたは僕を選んでくれるの?
一番大切な時一緒にいてくれるの?

そう問い詰めるのはズルいよね

でもあなたは僕が横を向いている時だけ「ソバにいて」とわざと言う。
あなたのために泣いてほしいの?

あなたが一番だと悲しくなっている顔を見たいの?

なら僕が意地悪を言おう。
あなたが言って見せてよ。

僕が一番だって

言ってみせなよ。

それは、光のはずなのに

ふいに
あなたの声が聞きたくてたまらなくなることがある。

そういう時に限って
あなたはいなくて
僕はひとりぼっちで不安になる。

部屋中の電気をつけて
布団に潜り込む。

あなたは今
僕のことを考えてくれてる?

一緒にいたいと思ってくれてる?

すれ違いが重なる。
小さなズレが
大きなズレを
おこしていないだろうか。

目がくらむくらいに眩しく僕をかたどる。

グレースケール

暗い部屋で1日を過ごした。
ご飯も食べなかった。
考えてみたら外が今日どんな天気だったのかさえ分からない。

桜の色も思い出せない。

なんてムダな一日だったんだろう。

1人でだって桜を見に行くことはできたのに。
広い世界を覗いてくることはできたのに。

どうしていつも僕はそれをしようとしないんだろう。

あなたがいなければ
僕には何も残ってないんだろうか。

軽薄な人生を送ってきてしまった。
今更後悔しても

何もかも、遅い。

誓い

鮮やかなステンドグラスから
淡い光が差し込む。
もっと晴れていれば床にまでその色が映し出されるのだろう。
このままいけばきっと、外でライスシャワーが行われる頃には心配された雲も消えるはずだ。
友人の結婚式である今日という日がキレイに晴れたことをなんだかうわの空の頭で神様に感謝した。

段取りが全くわからないまま、穏やかに進んでいく式。トランペットの生演奏が教会内に大きく響いてビクリと身体を震わせた。

神聖な場所が、僕のせいで汚れていく気がする。

神父がゆっくりと
誓いの言葉を口にした。

汝は、この女を妻とし、
良き時も悪き時も、
富める時も貧しき時も、
病める時も健やかなる時も、
共に歩み、他の者に依らず、

死が二人を分かつまで、

愛を誓い、妻を想い、

妻のみに添うことを、

神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?

言葉の意味を一言一言噛みしめて
足元が揺れるのがわかる。

あなたはこの言葉をあの場所で聞いたんだね。
死が二人を分つまでの
深い誓いを、僕の知らない誰かと交わしたんだ。

そんな絶望的なことが
この世にはまだ、あったんだ。

Everything

目をつぶると
全部があなたになる
ぶつかって
生きてる音がする

もっと知りたくて
感じたくて
全然足りなくて

僕は目を覚ます。


久しぶりに深く触れてしまったら
もう

どうして今まで我慢できたんだろうと
不思議になるくらい

どうにもこうにも
あなたを
閉じ込めてしまいたくなった。


大事にされてるのは
わかってる

軸にはちゃんと僕が組み込まれてるんだろう。


でも僕は
全部を閉じ込めたいんだ。

あなたの全部を
つぶしたってかまわない。

Cuz I wanna be with you

目を閉じると感じる
胸の奥に一粒落ちた
暖かな色の雫が
ゆっくりと、
僕の心を染めていく。

あなたの言葉はいつもそうだ。
ふいに落ちてくるから
嬉しさより驚きで声が出なくなる。

うまい言葉を返せなくて
返してしまうとこの波紋が消えてしまいそうで
じっと広がっていく言葉を反復して
涙がでそうなのを我慢する。

この気持ちがずっと続けばいいのに
あなたでいっぱいだったらいいのに

ずっと、ずっと。

祈望の影

どうして僕の心はこんなに弱いのだろう。

今日はあなたに会わないって決めた瞬間から
ぽっかりと穴が開いたのがわかる。
すぐ他に助けを求めようとする。

泣いている人がいる
明日を生きれない人がいる

僕の世界はなんて狭いんだろう。
小さなピース1つはまらないだけで
もがいてしまうのは、どうしてなんだろう。

願っている
祈っている

だけど
僕の世界は
狭くなっている。
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