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0.15mm

机の上に無造作に置いてあった紙を
丁寧に広げていく。
床下から伝わってくる冷気。
一人であなたは、
これをどんな気持ちで見ていたのかな。

3年前を思い出す。
あんなに助けてもらったのに
僕はあなたの異変に気づくことさえ出来なかった。
いつも自分のことばかり考えていた。

時期だとか、占いとか。
本当はそんなことどうでも良かったのに。
あなたのソバにいるべきだったのに。

幸せはこんな風に
紙切れ一枚で簡単に崩れていく。

ループ ループ

くるくる
ループ
僕はいつの間にか大人になっている
あの時の自分がいる

僕はどれだけ
いろんな人に迷惑をかけてきたんだろう
目の前にある原石がまぶしすぎて目を細めた。

ずっと続いていく道
まだ見ぬ世界
一歩は恐れる前に踏み出されている

憧れた星
手は届かなくても
少しでも近づけるように
精一杯、鳴きながら飛んでいく。

潮風は苦い

ずっとあなたの後ろを追いかけていた。

偶然にしてはできすぎている
潮風、ホーム
あのカフェ
路地

まるで僕らが今日会うことが必然だと
何もかも準備は整ったと
神様の引っ張る糸が見える。

僕は怖くて足踏みをする。
会いたい
でも、会いたくない。

時間が近づくほど
怖くて泣きそうになる

時の中で膨らんだ

どうか僕を嫌わないで
想像のあなたと
本物のあなた
どうか
優しいあなたでいて。

エンドレス・リピート

ざわり

一度経験した痛みは
ふいに訪れて僕を苦しめる

人影、
会話
笑顔

全く関係がないことなのに
その苛立ちは急に頂点に達して
悲しくて仕方がなくなる。

あなたのことを愛している
あの時
何もかも許すと決めたのに

結局芯のところは残っている
これから先
何度も続くのだろうか。

永遠に許すことは出来ないのだろうか。

消しては浮かび上がり
何度も

何度も僕を 傷つけていく。

全身全霊

わかってるよ
自分の後ろに伸びる影を
あなたの光のせいにしてる

一緒にいたいと願ってるのに
いつからか
あなたの香りを見つけられないんだ。

僕でいいの?
あなたは僕がいいの?

抱きしめられてやっと
大切なものに気づいてしまう
ダメな僕でいいの?

グレースケール

暗い部屋で1日を過ごした。
ご飯も食べなかった。
考えてみたら外が今日どんな天気だったのかさえ分からない。

桜の色も思い出せない。

なんてムダな一日だったんだろう。

1人でだって桜を見に行くことはできたのに。
広い世界を覗いてくることはできたのに。

どうしていつも僕はそれをしようとしないんだろう。

あなたがいなければ
僕には何も残ってないんだろうか。

軽薄な人生を送ってきてしまった。
今更後悔しても

何もかも、遅い。

水の中

水面を進む鳥のように
僕は足をバタつかせながら平気な顔をする。

メールで一喜一憂して
ちょっとしたことで嬉しくなり
悲しくもなる。

汚い部分なんか見せたくない。
ずっと、あなたが好きと言ってくれる僕でいたい。

嵐がきても
僕は進み続けるだろう。
笑顔で「僕は平気だ」と言うだろう。

あなたが笑ってくれるだけで
僕は生きていけるんだ。

漆黒

相手の不幸を
残念に感じてしまう僕は、最低だと思う。

重い空気に圧迫されて
汚い心が君にばれてるんじゃないかと
軽蔑されたんじゃないかと
その場から逃げ出したくなる。

本当は君の幸せを願わなくちゃいけないのに
その余裕すら
今の自分にはない。

この醜い気持ちを
どれくらい神様に懺悔したら

君に、許してもらえるだろうか。

春光楽楽

細くて白い指先から
体温が伝わる。

それだけでは足りなくなって
どんどん触れたくなる。

自信がないんだ。

メールの返信がないだけで
暗闇に引きずり込まれそうになる。

まっすぐなその瞳が羨ましい。
好きだっていう気持ちだけで溢れてる。

僕はいつもあなたに救われる。
ここにいて、と正面から伝えてくれる。

こうやって溶けていけばいい。
春の日差しのようなあなたに包まれて

今度こそ、幸せに生きていきたい。
冬の次に春が訪れるように。

温もりの温度


どうして人は忘れるんだろう。

あのキラキラした日々を
手を繋ぐだけで言葉が出てこなかった あの夕暮れの電車を

薄れていく感情
何もかもが当然になって、どんどん贅沢になっていく。

こうやって、2人で
お互いが愛し合っているだけで
十分なはずなのに
僕はもっと次を期待してしまう。

あなたを困らせたいわけじゃない。
僕を求めてほしいだけ。
僕でいっぱいになった確証がほしいだけ。

ああ、どうか。
この繋いだ手の温もりだけは
当たり前になりなせんように。
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