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スタートライン

その人の笑顔が輝いていて
いかに自分が何も持ってないかに気づいた。

そうだよ
そもそもスタートラインが違う。

一緒にしないで
投げつけられた証

どうして同じものを手に入れられると
勘違いしてしまったんだろう。
僕ももしかしたら
許されるんじゃないだろうか、なんて

ボロボロこぼれていく大切なもの
おろしきれない荷物
前にも後ろにも
向かうべき方向が見つからなくて
この世を恨む。

脳裏に焼き付いた
笑顔だけがずっと
輝いている。

プリズム

だったらいっそ
全部切り捨てたら良かったのか。
自暴自棄になってそう聞いても
自分の答えはいつも、わかっている。

あなたをなくしたら
僕はきっと、存在する意味がなくなってしまうんだろう。

大切なんだ。
大切にしてきたんだ。

大きなものに逆らえなくても
心までは奪えない。

武器一つ持ってなくても
守り抜きたかったんだ。

閉ざされた暗闇に目はいつか慣れるだろう。
光はいつか見つかるだろう。

だけどなくした
大切なものは
もう、戻らないんだよ。

お母さん

「家に帰りたい」
そんなわがまま
簡単に許さないでくださいよ。
「帰ってくればいいじゃない」なんて
当たり前すぎて笑えるじゃないですか。

胃が痛くなったら
うどんは食べちゃだめだとか
洗濯かごは買っておいた方がいいだとか

どうでもいい教訓が
ちゃんと僕には生かされてるんですね。

心配だからと
携帯も持ってないあなたが
都会までわざわざ来るなんておかしいでしょう。
土曜日の夜中につくからなんて
家事もして仕事押して押して来てるのバレバレじゃないですか。

なんでそこまで
つくしてくれるんですか。

僕にはきっと子供なんか育てられない。
あなたにまだいっぱい支えられてる。
生きなきゃ、カッコ悪いじゃないですか。
一生懸命にならなきゃ申し訳ないじゃないですか。

どうかどうか
ずっとあなたの子供でいさせて

しばらくはまだ、大人になんてなれそうにないんです。


JUGEMテーマ:日記・一般
JUGEMテーマ:小説/詩


願い


また騙されていたんだろうか。

僕は嫌なことから
目を背ける子供のように
布団の中に潜り込む。

愛していると
一言でいい、
言われたかった。

いつもこんな風にすれ違う。
ただお互い
生きていくことを許されたいだけ。
生まれた価値を信じたいだけ。

本当のあなたはどこから
どこまでなんだろう。


JUGEMテーマ:恋愛/結婚


過去

僕を苦しめる人を知っている。

眠れない夜に限って
あなたは必ず夢に現れる。

黒く広がる影。

あなたを好きになれない
僕を許してくれないんだ。

違う、本当は許されたいと願っている。
許したいと思っている。

いつまでも好きな人に裏切られたくないだけ
僕は弱虫だ。

お願い、どうか僕をもう
まどわさないで。

永く続いていくもの

もう覚えてない遥か遠い記憶のような
それでもはっきりと浮かんでくる嫌な汗。
見たくない物はうまく見えないふりをしてきた。
「さあ、もう帰りなさい。
 君はいつまでもここにいたらいけない」
目を細めて薄く笑った。
「ずっと一緒にいる」
首を振ってじっと僕を見つめた。
奥に潜む本当の心まで覗きこむように。
「いつまでも、果てしなく?」
動揺は見せない。
穏やかに疑問を投げかける。
もちろんとばかりの頷きも
結局は一秒後には過去に変わる。

『永遠』なんて言葉はいらない。
時間はこえることができず
果てしない約束などないに等しい。

「帰りなさい」
言葉と共にポンと外へ押し出す。
永遠に続かないものなら、
初めからなくなってしまえばいい。
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